2009年11月4日水曜日

「地球環境対策では、国内メーカーは和牛生産者と同じ手法で儲ければいい」(小沢鋭仁環境大臣)

今晩のNHK「クロ現」。小沢鋭仁環境大臣の発言には、正直驚倒しましたです:
クローズアップ現代 NHK11月4日(水)放送 実現できるか? CO2削減25%:”野心的な中期目標は日本をどう変えるのか最前線を取材、新政権はマイナス要因をどう克服して低炭素社会を実現するのか、小沢鋭仁環境大臣に聞く。”

和牛は高くても安全でウマイと言う屁理屈で普通の牛肉の5倍以上の値段で売っている和牛生産者を見倣い、日本の製造メーカーも国民に「高尚な目的を説得し、高くてもいいから買って貰え」ということらしい。しかし国産和牛生産者のぼったくり商法には、もうみんな辟易している。世界に冠たる「日本の製造メーカー」をして、「ナショナリズム」を利用し消費者を騙してお情けで生き延びるだけの保護関税だよりの衰退産業になれと言うのか?呆れてものが言えなかった。

また、温暖化ガスを削減しないと地球は破滅してしまうとか言うその「高尚な目的」自体が、あやふやなのである。日本以外では徐々にそういったことにみんなが気がつきだしている。狂信的な思いこみ主義者が政治を支配すると、おまけにそれが時代錯誤の認識に基づいたものであれば、ろくなことはない。

2 件のコメント:

アク さんのコメント...

同じ番組を見ていましたが、どうしてこんな感想になるのか、訳が分かりません。
温暖化はその問題に関するさまざまな分野の専門家による長年の研究成果の積み重ねにより、コンセンサスとしてほぼ確立されてきたものです。異論を唱える科学者はほとんどその分野の人でない(非専門家の)、ちょっと変わったことをいいたがる人が大部分です。
「日本以外では徐々にそういったことにみんなが気がつきだしている」とはどういう事実に基づいて言われているのでしょうか。私はそのような情勢を聞いたことがありません。
世界は全体として地球温暖化問題に真剣に取り組もうとしており、違いはこの問題への具体的対処について地域や先進、途上、各国の負担調整にあるようです。

Unknown さんのコメント...

アクさん、どうも。昔のユダヤ人社会では「全員一致」の評決は有効にならないとかいう決まりがあったようですが、昔の人は偉かったのでしょうね。